SW20のラジエター後ろ部分のバルクヘッドは、 鉄板に覆われていて、ラジエターで熱せられた空気の逃げ場が 下側の少ない部分だけでした。 今回のワンオフ加工では、 バルクヘッドに排気用の穴、ボンネットには排気ダクトを付け、 ラジエターからの熱気を導風板を伝って逃がすことにより、 ラジエターの効果を最大限に上げ、水温・油温を安定させて、 お車へのダメージを最小限にすることが可能となりました。 サーキットでのスポーツ走行では、安心して連続周回もできます。 今まで熱対策で悩まれていた方にはとてもお勧めです。
価格には、ボンネットとボンピン代は含まれておりません。 純正LLC、クーラーガス(R134a)、ダクトネットなどのショートパーツは含まれます。 レーシングクーラントやクーラーガス添加剤などは別途料金が掛かりますので、 ご希望の方はご相談下さい。
※ ノーマルの鉄ボンネットでの加工も可能ですが、鉄の性質上 FRPに比べてパテの量が多くなるので重量が増え、耐久性が下がります。 また、メタリック,パール塗装の場合には塗装代が多少上がります。 カーボンボンネットも加工出来ますが、 カーボンの柄は無くなってしまうので、塗装が必要となります。
他にもダクト形状や電動ファン強制スイッチなど、 お客様の好みに合わせて変更出来ますのでどんなことでもご相談下さい。
今回はノーマル形状のFRPボンネットを加工してダクトを作成しました。 盛り上がりを作ることによって熱気を引き出す効果もプラスされます。
既にバルクヘッドには穴が開けられています。 成型はFRP。 表面のみパテで作ることによって、重量を最小限に抑えております。
バルクヘッドはフレームにはならない部分なので、 穴が開いても車体の剛性には支障ありません。 ネットなどの取付のために真ん中には柱を残しております。
ここは、鉄板を溶接しています。 ボンネット側にはゴムを巻いて、密閉率を上げております。 ボンネット内のスペースを最大限に利用出来るよう、 車体側の導風板は最短にしてあります。
ボンネット側の導風板はFRPで製作してありますので、 ボンネットを開ける際に、重量を感じさせません。
赤丸部分はスペアタイヤステーが干渉してしまう為、少し切断します。 (*画像をクリックすると拡大します)
ノーマルタイヤは無理ですが、 スペアタイヤと多少の工具なら今まで通り入れることが出来ます。 ノーマルキャッチはそのまま生かしているので、 ボンネットの固定はピンも含めて3箇所となります。
今回こちらの製作にご協力いただいた MOAさん のMR2です。
製作後、サーキットで走行されたご報告を頂きました。以下文章はメールより抜粋。
『 水温・油温に関しては、ダクト加工以外の要素も大きく関わって いるので、正確にはわかりませが、 おそらくダクト加工だけで水温は5〜6度下がっているのでは? というような印象です。ラジエーターファン回しっぱなしで、 連続走行時の水温上昇がさらに抑えられる感じです。 』
MOAさんのみんカラブログに、製作の 詳細 と 冷却効果 について載っています。
情報・画像と、ご協力頂きまして誠にありがとうございました。